操作

未証浄心の菩薩

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

2010年4月19日 (月) 22:28時点における林遊 (トーク | 投稿記録)による版

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

みしょうじょうしんのぼさつ

 十地のうちの初地から七地までの菩薩のこと。この位の菩薩は、まだ自他へのとらわれが残っているので、自利利他するのに作心(さしん)(強い意志力)を必要とする。しかし八地以上の菩薩は、一切のとらわれをはなれ、作心をもちいず自在無碍のはたらきをするから浄心の菩薩という。 →十地 (証巻 P.313)


 十地の階位のうち、初地以上、七地以前の未だ平等をさとらない菩薩。 →十地菩薩 (浄土論 P.37)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。