ししょう
衆生(しゅじょう)が生れる四種の形態。母胎から生れる胎生(たいしょう)、卵から生れる卵生(らんしょう)、湿気(しっけ)から生れる湿生(しっしょう)、依りどころなく、ただ業力(ごうりき)によって忽然(こつねん)と生れる化生(けしょう)。一切衆生はみなこの四種の出生形態におさめられるから、迷いの世界の総称ともされる。