〈第三十三通は、慈信房に宛てたもの。文面には、関東の門弟の動揺を伝え聞いて深く悲嘆しておられる様子がうかがわれる。この時点では、親鸞聖人はまだ、善鸞の異義について十分承知されていない。『御消息集』(11)〉
(消息 P.795)