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観無量寿経

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

2010年5月19日 (水) 20:47時点における林遊 (トーク | 投稿記録)による版

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かんむりょうじゅきょう

『観無量寿経』▽ 一巻。 劉宋(りゅうそう)の畺良(きょうりょう)耶(や)舎(しゃ)訳。 『観経』ともいう。 阿(あ)闍(じゃ)世(せ)のために王舎城(おうしゃじょう)の奥深く幽閉された韋(い)提(だい)希(け)の請によって、釈尊が王宮に現れ説法されたもの。 十三観にわたる定(じょう)善(ぜん)と、三福(さんぷく)九(く)品(ぼん)の散善(さんぜん)を説き、流(る)通分(ずうぶん)に至って南無阿弥陀仏の名号をたもつことを勧め、後世にこれを伝持せよと付属されている。 法然(ほうねん)上人は 『大経』『小経』とともに本経を浄土三部経の一とし、正依(しょうえ)の経典と定められた。

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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