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往生十因

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

2010年5月23日 (日) 16:27時点における林遊 (トーク | 投稿記録)による版 (1 版)

おうじょうじゅういん

 『往生十因』▽ 東大寺(とうだいじ)永観(えいかん)の著。 一巻。 念仏が決定往生の行であることを十種の理由 (因、①広大善根(こうだいぜんごん)故、②衆罪消滅(しゅざいしょうめつ)故、③宿縁(しゅくえん)深厚(じんこう)故、④光(明(こうみょう)摂取(せっしゅ)故、⑤聖衆(しょうじゅ)護持(ごじ)故、⑥極楽(ごくらく)化主(けしゅ)故、⑦三業(さんごう)相応(そうおう)故、⑧三昧(さんまい)発得(ほっとく)故、⑨法身(ほっしん)同体(どうたい)故、⑩随順(ずいじゅん)本願(ほんがん)故) をあげて証明し、一心に阿弥陀仏を称念(しょうねん)すれば、必ず往生を得ると明かす。

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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