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十重四十八軽戒

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

2010年5月23日 (日) 16:38時点における林遊 (トーク | 投稿記録)による版 (1 版)

じゅうじゅうしじゅうはちきょうかい

 『梵網経』に説かれる大乗戒のこと。 十種の重大な戒めからなる十重(じゅうじゅう)禁戒(きんかい)と四十八種の軽微な戒めからなる四十八軽戒をいう。 十重禁戒は、不(ふ)殺(せつ)戒(かい)・不(ふ)盗(とう)戒(かい)・不(ふ)淫(いん)戒(かい)・不(ふ)妄(もう)語(ご)戒(かい)・不酤(ふこ)酒(しゅ)戒(かい)・不(ふ)説(せつ)過(か)罪(ざい)戒(かい)不自(ふじ)讃(さん)毀他(きた)戒(かい)・不(ふ)慳(けん)戒(かい)・不(ふ)瞋(しん)戒(かい)・不(ふ)謗(ほう)三宝(さんぼう)戒(かい)の十をいい、四十八軽戒は、不(ふ)敬(きょう)師長(しちょう)戒(かい)・飲酒(おんじゅ)戒(かい)・食肉(じきにく)戒(かい)などの四十八をいう。

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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