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因本

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

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いんぽん

 阿弥陀仏が因位(法蔵菩薩)のとき、衆生を救うための願をおこされたこと。因位の誓願ということで、広く四十八願をさしていう。これに対して、根本の義で解釈する場合は、四十八願の中で、他の四十七願を枝末とし、第十八願を根本とみるから、本願とは根本願たる第十八願をあらわす語であるとする。