道理
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どうり
単に理ともいう。正しいことわり。ものごとが存在し変化してゆく上に必ず準拠している法則。『瑜伽師地論』巻30では以下の四種の道理を分ける。
- 観待道理(相待道理ともいう。真と俗のように相待的に考えられる道理。)、
- 作用道理(因果の関係において存在する作用についての道理)、
- 証成道理(成就道理ともいう。確認するしかたについての道理。)、
- 法爾道理(法然道理ともいう。火に熱さがあるように、あるがままのすがたで不変の本性を完成しているという道理。)