ぼんのう
梵語クレーシャ(kleśa)の漢訳。惑(わく)とも漢訳する。身心を悩ませ、煩わせる精神作用の総称。衆生はこの煩悩によって業を起こし、苦報を受けて迷界に流転する。
煩悩の中で代表的な貪欲(むさぼり・我欲)・瞋恚(いかり)愚痴(おろかさ・真理に対する無知)を三毒という。また驕慢・疑・悪見をあわせて根本煩悩という。→三毒
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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