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煩悩

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

2004年11月26日 (金) 12:40時点における林遊 (トーク | 投稿記録)による版

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ぼんのう

 梵語クレーシャ(kleśa)の漢訳。惑(わく)とも漢訳する。身心を悩ませ、煩わせる精神作用の総称。衆生(しゅじょう)はこの煩悩によって(ごう)を起こし、苦報(くほう)を受けて迷界に流転する。

煩悩の中で代表的な貪欲(とんよく)(むさぼり・我欲)・瞋恚(しんに)(いかり)愚痴(ぐち)(おろかさ・真理に対する無知)を三毒という。また驕慢(きょうまん)・疑・悪見をあわせて根本煩悩という。→三毒

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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