一念(いちねん)といふは信心を獲得(ぎゃくとく)する時節(じせつ)の極促(ごくそく)を顕(あらわ)す
信心が開け起こる最初の時をあらわす。ただし「信巻」には「一念とはこれ信楽開発の自剋の極促を顕す」とある。→補註7 (真要鈔 P.967)