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兜率天

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

2010年5月23日 (日) 16:38時点における林遊 (トーク | 投稿記録)による版 (1 版)

とそつてん

 兜率は梵語トゥシタ (Tuşita) の音写。 兜(と)率(そつ)陀(だ)天(てん)・都(と)卒(そつ)天(てん)ともいう。 六欲天の第四。 次の世に成仏する菩薩の住処で、釈尊もかつてここに住し、現在は弥(み)勒(ろく)菩薩が住しているという。 内院(ないいん)と外(げ)院(いん)からなり、内院は弥勒の住処で、弥勒浄土、兜率浄土などと通称される。 外院は神々の住処である。 →六欲天 (ろくよくてん)。

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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