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十二部経

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

2004年11月8日 (月) 20:45時点における林遊 (トーク | 投稿記録)による版

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(じゅうにぶきょう)

 仏の説かれた経典を形式、内容から十二に分類したもの。十二分経(じゅうにぶんきょう)(十二分教)ともいう。

①修多羅(しゅたら)(sūtra 契経(かいきょう))。
②祇夜(ぎや)(geya 重頌)。
③和伽羅那(わがらな)(vyākaraņa 授記)。
④伽陀(かだ)(gāthā 孤起頌(こきじゅ))。
⑤優陀那(うだな)(udāna 無問自説(むもんじせつ))。
⑥尼陀那(にだな)(nidāna 因縁)。
⑦阿波陀那(あはだな)(avadāna 譬喩)。
⑧伊帝目多伽(いていもくたか)(itivŗttaka 本事)。
⑨闍陀伽(じゃだか)(jātaka 本生)。
⑩毘仏略(びぶつりゃく)(vaipulya 方広)。
⑪阿浮陀達磨(あぶだだつま)(adbhutadharma 未曾有)。
⑫優婆提舎(うばだいしゃ)(upadeśa 論議)の十二種である。
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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