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地獄

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

2004年10月27日 (水) 21:31時点における林遊 (トーク | 投稿記録)による版

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(じごく)ぢごく

 梵語ナラカ(naraka)、またはニラヤ(niraya)の漢訳。ナラカの音写は那落迦(ならか)奈落(ならく)、ニラヤの音写は泥囉夜(ないらや)泥黎耶(ないりや)三悪道(さんまくどう)・五趣・六道・十界の一で、自らの罪業の結果として衆生(しゅじょう)が趣く苦しみのきわまった世界。

経論によって種々に説かれるが、無間(むけん)・八熱(八大)・八寒・孤独などの地獄があり、みな閻浮提(えんぶだい)の下二万(または三万二千)由旬(ゆじゅん)のところにあるとされる。→六道(ろくどう)。

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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