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十二因縁

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

2004年11月11日 (木) 23:29時点における林遊 (トーク | 投稿記録)による版

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じゅうにいんねん

 十二縁相(じゅうにえんそう)ともいう。衆生(しゅじょう)の迷妄と苦悩が成立し、また消滅する、

無明(むみょう)(無知)、
(ぎょう)(潜在的形成力)、
(しき)(識別作用)、
名色(みょうしき)(心身)、
六処(ろくしょ)(眼・耳・鼻・舌・身・意の心作用の成立する六つの感覚器官)、
(そく)(感官と対象との接触)、
(じゅ)(感受作用)、
(あい)(根本の欲望)、
(しゅ)(執着)、
()(生存)、
(しょう)(生れること)、
老死(ろうし)(無常なすがた)

という十二の条件の関係をいう。

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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