施(ほどこ)したまふところ趣求(しゅぐ)をなす
通常は「施為趣求するところ」と読む。「施為」は利他、「趣求」は自利の意。親鸞聖人は、如来の回施された真実をもちい(領受し)て、浄土を趣求(願生)するという意味に転じられた。(信巻 P.217)