じゅういん
『往生十因』のこと。一巻。東大寺永観撰。念仏が決定往生の行であることを十種の理由(因)をあげて証明し、一心に阿弥陀仏を称念すれば、必ず往生を得ると明かした書。(改邪鈔 P.921)
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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『改邪鈔』には。
- つねの御持言には、「われはこれ賀古の教信沙弥[この沙弥のやう、禅林の永観の『十因』にみえたり]の定なり」と[云々]。
とある、賀古の教信沙弥については『往生十因』に詳しい。→教信沙弥
→往生十因