しょう
→補註2 (浄文 P.481)
しょう 証
Ⅰ 証果ともいう。さとり。さとること。一般的には、 十地の菩薩や等覚の菩薩の得る果をさとりとも説くが、浄土真宗では大行・大信の因によって得る究極の仏果をさとりという。すなわち、自利利他円満した境地で、自身の迷いを完全に脱却するとともに、衆生済度が自由自在にできる位をいう。「証巻」 には
とある。→往生、 還相。 Ⅱ 証明すること。『高僧和讃』には「末代濁世のためにとて 十方諸仏に証をこふ」(高僧 P.589) →証誠
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