ふに
二とは相対や対立の意で、この否定が不二。対立していて二元的に見える事柄も、絶対的な立場から見ると対立がなく一つのものであるということ。相対(相待))[1]を絶するということから絶対(絶待 [2] を意味する。また対立を超えているということから平等を意味し、不二絶対、不二平等というように使われる。
- →入不二の法門
- →不二の心
- →若不生者のちかひ
- →名体不二
- ↑ 二つのものが互いに相対関連して存すること。長は短と、東は西とあい対してともに存するという類。➡コトバンク
- ↑ 他との比較対立を絶していること。他に並ぶもののないこと。➡コトバンク
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