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即得

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

2005年9月21日 (水) 01:03時点における林遊 (トーク | 投稿記録)による版

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 第十八願成就文の「即得往生住不退転」(すなわち往生を得、不退転に住せん)を指す。 (行巻 P.170)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。

即の字は、言葉の接続詞として使われ、日本語ではすなわちと訳される。すなわちには、時間的前後(異時即)と時間的に全く同じ(同時即)という意味があるが、御開山は「即」の語を同時即とされた。

このことによって、浄土へ往生して浄土の土徳(環境)によって仏陀の覚りを得るとされていた浄土教を、往生即成仏であるとされ、浄土教のみが仏陀の覚りへいたる道であると顕開されたのである。「念仏の衆生は横超の金剛心を窮むるがゆゑに、臨終一念の夕べ、大般涅槃を超証す」の所以である。林遊