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七菩提分

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

2005年11月3日 (木) 15:11時点における林遊 (トーク | 投稿記録)による版

しちぼだいぶん

 七覚(しちかく)七覚分(しちかくぶん)七覚支(しちかくし)ともいう。さとりを得るために役立つ七種の行法(ぎょうほう)。『成実論』では次の七種をあげる。

念覚支(ねんかくし)。心に明らかに(おも)いとどめて忘れないこと。
択法覚支(ちゃくほうかくし)。智慧によって、法の真か偽かを選択(せんじゃく)すること。
精進覚支(しょうじんかくし)。一心に努力すること。
喜覚支(きかくし)。法をたのしみ喜ぶこと。
軽安覚支(きょうあんかくし)。身心が軽やかで安らかなこと。
定覚支(じょうかくし)。心を集中して乱さないこと。
捨覚支(しゃかくし)。心の興奮や沈滞がなく平静なこと。(大経 P.50)
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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