しょうしんぼう
底本には「聖信房」とある。正信房湛空(たんくう)(1176-1253)のこと。はじめ比叡山の実全(じつぜん)に師事したが、後に法然上人に帰し、京都嵯峨(さ が)の二尊院に住して念仏を広めた。その門流を嵯峨門徒という。 (御伝鈔 P.1050)