操作

トーク

教我正受

提供: WikiArc

2009年10月16日 (金) 18:58時点における林遊 (トーク | 投稿記録)による版 (新しいページ: '「教我正受」といふは、すなはち金剛の真心なり。 十四行偈の「正受金剛心 相応一念後 果徳涅槃者」の意とされた。 宗祖は...')

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

「教我正受」といふは、すなはち金剛の真心なり。

十四行偈の「正受金剛心 相応一念後 果徳涅槃者」の意とされた。

宗祖はこの「正受金剛心 相応一念後 果徳涅槃者」というのは弘願の行者、念仏の行者の事だと見た。従って「正しく金剛心を受ける」という事は如来の智慧を頂戴したという事だ。 信心の智慧を頂戴した事を「正受金剛心」というのだという風に宗祖は御覧になり、そういう風に見た上で「教我正受」というのは弘願他力を顕わすのだ。如来より賜った金剛心を顕すのだという風に見ていく。