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四弘誓願

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

2010年5月19日 (水) 20:47時点における林遊 (トーク | 投稿記録)による版

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しぐぜいがん

 四つの広大な誓い。 ①衆(しゅ)生(じょう)無(む)辺(へん)誓願(せいがん)度(ど)。 一切の衆生をさとりの岸にわたそうと誓う。 ②煩悩(ぼんのう)無(む)尽(じん)誓願(せいがん)断(だん) (煩悩無辺誓願断)。 一切の煩悩を断とうと誓う。 ③法門(ほうもん)無量(むりょう)誓願(せいがん)学(がく) (法門無尽誓願知)。 一切の教えを学びとろうと誓う。 ④仏道(ぶつどう)無上(むじょう)誓願(せいがん)成(じょう) (無上菩提誓願証)。 この上ないさとりを成就しようと誓う。 この四は諸仏・菩薩に共通する願なので総願という。 これに対してそれぞれの仏や菩薩に固有の願を別願という。

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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