操作

安心門

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

2012年4月24日 (火) 15:33時点における林遊 (トーク | 投稿記録)による版 (新しいページ: 'あんじん-もん  安心とは、心に安らぎと満足があたえられること。また、安らぎが与えられたこころの状態。門とは事物を区別...')

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

あんじん-もん

 安心とは、心に安らぎと満足があたえられること。また、安らぎが与えられたこころの状態。門とは事物を区別して分類する語。 善導大師の『往生礼讃』に、安心・起行・作業とある所から、何に心を安定させ安心させるかを論ずることを安心門という。この安心門の立場では、安心は廃立にありとして、徹底して仮のもの(権)を廃し捨てて、真実(実)を立てる。