(skt) anaagaami-phala
あともどりをしない位。 あともどりせずに、さとりに行ける境地。小乗仏教において、阿羅漢位に至る階次を示す四果の一つ、第三果。すでに欲界の全煩悩を断じて、天上に生じて欲界に還らない位。
出典:『有部律雑事』2巻、『瑜伽論』29巻、『大乗阿毘達磨集論』6巻