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往生即成仏

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

2017年10月16日 (月) 18:50時点における林遊 (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「おうじょう-そく-じょうぶつ  浄土に往生すればただちに阿弥陀仏と同体の仏果を得るということ。一般的には、浄土は成仏...」)

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おうじょう-そく-じょうぶつ

 浄土に往生すればただちに阿弥陀仏と同体の仏果を得るということ。一般的には、浄土は成仏のための修行がしやすい場所とされ、往生した後も仏道修行を積まなければならないと考えられている。
これに対して御開山は、阿弥陀仏の浄土を完全に煩悩が寂滅した無為涅槃界とし、現生の命を終え阿弥陀仏の浄土に往生すればただちに阿弥陀仏と同体の仏果を得るとされた。「信巻」には、

念仏の衆生は横超の金剛心を窮むるがゆゑに、臨終一念の夕、大般涅槃を超証す。(信巻 P.264)

と説かれている。

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