法性
出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』
ほっしょう
梵語ダルマター(dharmatā)の漢訳。法の法たる性という意で、一切の存在の真実常住なる本性を指す。
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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- 法性
梵語ダルマター(dharmatā)の漢訳。法の法たる性という意。人間の虚妄分別を超えた存在(法)の真実なるありよう。すべての存在の真実常住なる本性。またすべての存在の本性があらゆる差別の相を超えていることをいう。 真如・実相・法界などの異名として用いられる。「証巻」には、
- 実相はすなはちこれ法性なり。法性はすなはちこれ真如なり。真如はすなはちこれ一如なり。 (証巻 P.307)
とある。 (浄土真宗辞典)