大乗および小乗の戒律。『瓔珞経(ようらくきょう)』 の三聚浄戒(さんじゅじょうかい)、『梵網経(ぼんもうきょう)』 の十重(じゅうじゅう)四十八(しじゅうはち)軽戒(きょうかい)などを大乗戒とし、『四分律(しぶんりつ)』『五分律』『十誦律(じゅうじゅりつ)』 などの律蔵に説かれる戒律を小乗戒という。 (選択集 P.1225)