かんじょうきょう
『潅頂経』▽ 『大潅頂(だいかんじょう)神呪経(じんじゅきょう)』とも 『大潅頂経』ともいう。 十二巻。 東晋(とうしん)の帛尸梨蜜多羅(はくしりみつたら)訳。 十二部の経典を集成したもの。 各経題の冒頭にいずれも仏説潅頂の四字があるのでこの名がある。 現在では中国撰述の経典とみられている。