だん じょうけん
断見と常見。断見とは、自己と世界の断滅空無とみる見解。常見とは、自己と世界を常住不変とみて執着する見解。いずれも縁起の正理に背く邪見としてしりぞけられる。(化巻 P.435)
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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御開山は、断見・常見を破した龍樹菩薩を讃嘆して、
(2)
- 南天竺に比丘あらん
- 龍樹菩薩となづくべし
- 有無の邪見を破すべしと
- 世尊はかねてときたまふ (高僧 P.578)
とされていた。