じょうこう
僧肇(374または384-414)のこと。老荘の学に通じていたが、後に『維摩経』を読んで仏教に帰し、鳩摩羅什に師事し経典の翻訳を助けた。著作に『肇論』がある。(証巻 P.320)
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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『肇論』涅槃無名論に、
- 天地與我同根。萬物與我一體。
- 天地我と同根、万物我と一体。
と、ある語は有名で禅などでよく使われる。『荘子』斉物論に「天地我と並び生ず。而して万物と我とを一と為す(天地与我並生,而万物与我為一)」からのものであろう。
- →法身は…布き
- →入不二の法門
- →荘子