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元祖

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

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がんそ 元祖

 一宗を開いた元初の祖師の意。浄土真宗では特に法然を指していう。『報恩講私記』には

「本朝念仏の元祖黒谷上人に謁したてまつりて出離の要道を問答す」(註 1067)

とある。(浄土真宗辞典)

 仏教各宗に於いて、独立することなく他宗に付属する寓宗(ぐうしゅう)としての浄土思想はあった。しかして仏教史上で初めて往生浄土を目的とする独立した宗として浄土宗を開創されたのは法然聖人であった。

宗祖 しゅうそ

 一宗一派の開祖のこと。浄土真宗では親鸞のことをいう。 (浄土真宗辞典)