しゅじょう
五陰(ごおん)が仮に和合したものであるからこのようにいう。(真巻 P.353)
梵語サットヴァ(sattva)の漢訳。有情・含識とも漢訳する。多くの生類という意味で、群生・群萌ともいう。
- 1.一切の迷いの生類、すなわち生きとし生けるものすべてを指す。衆多の生死をうけるものの意である。一般には凡夫である人間を指す場合が多い。
- 2.衆生を衆縁所生の意味とみる時は、仏・菩薩をも衆生という。→補註3。
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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