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七箇条の御起請文

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

2004年12月2日 (木) 00:12時点における淳照 (トーク | 投稿記録)による版

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しちかじょうのごきしょうもん

 元久元年(1204)比叡山延暦寺の専修(せんじゅ)念仏停止(ちょうじ)の訴えに対して、法然上人以下門弟が言行を正すことを誓って連署し、比叡山に送った七箇条からなる書状。「七箇条制誡(しちかじょうせいかい)」ともいう。親鸞聖人も僧綽空(しゃっくう)の名で署名されている。</br> 内容は</br> ① 天台・真言の教説を破し諸仏菩薩をそしらぬこと、</br> ② 無智の身で有智の人と諍論(じょうろん)せぬこと、</br> ③ 別解(べつげ)・別行(べつぎょう)の人に対し本業(ほんごう)を棄置し嫌わぬこと、</br> ④ 念仏門には戒行がなく造悪を恐れないなどと主張せぬこと、</br> ⑤ ことごとに私義をとなえないこと、</br> ⑥ 痴鈍(ちどん)の身をもって道俗を教化(きょうけ)しないこと、</br> ⑦ 仏法にあらざる邪法を説いて正法とせぬこと、</br>である。

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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