(しょうぎょう)
- 1.仏の教えにもとづいた正しい実践。八聖(正)道・六波羅蜜・三学などをいう。→八正道、六波羅蜜。
- 2.正当純正なる往生行。浄土教では、とくに阿弥陀仏に対する読誦・観察・礼拝・称名・讃嘆供養の五を、阿弥陀仏に関係のない諸善万行(雑行)に対して正行という。→雑行 (ぞうぎょう)。
- 3.仏の言説に具わる六種の利益、六正の一。仏の言説は衆生に正しい行いをなさしめるから正行という。
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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