これをぼさつとなづく
『涅槃経』の原文には「これを菩薩、大涅槃微妙の経典を修行し、第七功徳を具足し成就すと名づく」とあり、これを省略することによって、従果降因の還相げんそうの徳をあらわそうとされたのであろう。(真巻 P.348)