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くせ法門

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

くせ-ぼうもん

 個人的な好みによってゆがめた法門。(御文章 P.1160, P.1172)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。

くせぼうもん くせ法門

 (くせ)法門・癖法門とも書く。聖教(しょうぎょう)の所説とは異なる(かたよ)り曲がった教えのこと。個人的な解釈によってゆがめられた教え。えせ法門・ひが法門などともいう。『御文章』4帖目第6通には

「祖師の定めおかるるところの聖教の所判になきくせ法門を沙汰して法義をみだす条、 もつてのほかの次第なり」( 註 1172)

とある。(浄土真宗辞典)