操作

娑婆

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

しゃば

 梵語サハー(sahā)の音写。忍土(にんど)堪忍土(かんにんど)忍界(にんかい)と漢訳する。この現実世界のこと。

この土の衆生(しゅじょう)は、内にはもろもろの苦悩を忍んで受け、外には寒・暑・風・雨などの苦を受けて、これを堪え忍ばねばならないから、忍土・忍界などという。また聖者も、疲労や倦怠を忍んで教化(きょうけ)するから、この土を堪忍土という。

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。