べんしょうろん
八巻十二篇。唐の法琳(ほうりん)の著。外教(げきょう)(主として道教)の邪に対して、仏教の正を弁じた書。親鸞聖人は「化巻」に十喩篇(じゅうゆへん)第五・九箴篇(きゅうしんへん)第六・気為道本篇(きいどうほんぺん)第七・出道偽謬篇(しゅつどうぎびゅうへん)第十・帰心有地篇(きしんうじへん)第十二を引用されている。→法琳。