じにさんしゅあり
衆生を実体視しておこす衆生縁の慈悲、我は空なるも五蘊の法は有であるとさとっておこす法縁の慈悲、あらゆる差別を離れた絶対平等の無縁の慈悲の三種。小悲・中悲・大悲ともいわれる。→三縁 (行巻 P.151)