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日野宗業

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

ひの-むねなり

ひのむねなり 日野宗業 (1142-)

 親鸞の伯父。学問にすぐれ、文章博士、式部大輔などを歴任し、建保5年 (1217) には従三位に昇進した。承久元年 (1219) 出家して定綱と名乗った。『嘆徳文』(註 1077) によれば、幼少の親鸞に俗典 (世俗の典籍) を教えたと伝える。また、承元の法難前後に越後権介に就き、越後流罪となった親鸞の生活に便宜を図ったといわれている。(浄土真宗辞典)