ぜしんさぶつ
『観経』の当分は、観仏の心に仏が顕現することを「心が仏を作(つく)る」といったのであるが、親鸞聖人の引意は、如来回向の信心は仏道の正因であるから、仏に作なるという意に転じられた。(信巻 P.253)