がっとうさんまいきょう
『月灯三昧経』▽ 十巻。 北斉(ほくせい)の那連提(なれんだい)耶舎(やしゃ)訳。 仏が月光(がっこう)童子(どうじ)の問いに答えて、一切諸法(いっさいしょほう)体性平等(たいしょうびょうどう)無戯論三昧(むけろんざんまい)を修めるべきことを説いたもの。 声聞(しょうもん)・縁覚(えんがく)の二乗の果を求めず、仏のさとりを求めるべきことを強調する。