名聞利養
出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』
みょうもんりよう
名誉や利益。 (序分義 P.348)
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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◆ 参照読み込み (transclusion) JDS:名聞利養
みょうもんりよう/名聞利養
世間の評判や名声を求めたり、財を貪り私腹を肥やしたりすること。名誉欲と財欲のこと。略して名利とも言う。法然は『十七条御法語』において「雑毒虚仮等は、名聞利養の心也」(昭法全四七〇)と説き、真実心に対する虚仮心のこととして誡むべきであると説く。また多くの経論等においてこの名聞利養は仏道修行の妨げとなる悪業として説かれ、それを目的とした学問や修行を誡めている。
【執筆者:兼岩和広】