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彼仏今現在成仏

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

2018年3月2日 (金) 21:35時点における林遊 (トーク | 投稿記録)による版

ひぶつこんげんざいじょうぶつ

  「かの仏いま現在して成仏したまへり」(口伝鈔 P.890)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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『往生礼讃』の文。御開山は《世》の字を省かれるのが常だった。

若我成仏 十方衆生 称我名号 下至十声 若不生者 不取正覚 彼仏今現在《世》成仏 当知本誓重願不虚 衆生称念必得往生。
「もしわれ成仏せんに、十方の衆生、わが名号を称すること下十声に至るまで、もし生ぜずは、正覚を取らじ」と。かの仏いま現に《世にましまして》成仏したまへり。まさに知るべし、本誓重願虚しからず、衆生称念すればかならず往生を得。(往生礼讃 P.711)