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維摩経

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

ゆいまぎょう

『維摩経』 『維摩詰(ゆいまきつ)所説経(しょせつきょう)』のこと。 三巻。 後秦(こうしん)鳩摩羅(くまらじゅう)訳。 在家の維摩詰を主人公としたもの。 一切(いっさい)皆空(かいくう)の思想にもとづいて、大乗菩薩の実践道を説く。

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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ゆいまぎょう 維摩経

 『維摩詰所説経』のこと。3巻。後秦の鳩摩羅什訳。『浄名経』ともいい、 略して『浄名』ともいう。在家の維摩詰 (意訳して浄名とも無垢称ともいう) を主人公としたもの。一切皆空の思想にもとづいて、 大乗菩薩の実践道を説く。(浄土真宗辞典)

曇鸞大師は『論註』で以下のように『維摩経』の文を多く引かれておられる。

不断煩悩得涅槃
入不二の法門
足の指…
一音を…悟る
方丈に…
号び三千を振はす
卑湿の淤泥…
ノート:道場
煩悩即菩提
生死即涅槃