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「荘厳不虚作住持功徳成就」の版間の差分

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

 
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::よくすみやかに功徳の大宝海を満足せしむ。
 
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御開山はこの句(漢讃)を和讃にしておられた。
 
:本願力にあひぬれば
 
:本願力にあひぬれば
 
: むなしくすぐるひとぞなき
 
: むなしくすぐるひとぞなき

2020年3月21日 (土) 12:15時点における最新版

しょうごん-ふこさじゅうじ-くどくじょうじゅ

 仏荘厳八種の第八荘厳。阿弥陀仏の願力は虚妄なものでなく、衆生を完全に救いとげるものであるということを示す。→三種の荘厳 (行巻 P.197真巻 P.361)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。

『浄土論』の偈。
観仏本願力(かんぶつ-ほんがんりき) 遇無空過者(ぐうむ-くうかしゃ) 
仏の本願力を観ずるに、遇(あ)ひて空しく過ぐるものなし。
能令速満足(のうりょう-そくまんぞく) 功徳大宝海(くどく-だいほうかい)
よくすみやかに功徳の大宝海を満足せしむ。

御開山はこの句(漢讃)を和讃にしておられた。

本願力にあひぬれば
 むなしくすぐるひとぞなき
 功徳の宝海みちみちて
 煩悩の濁水へだてなし (天親讃 高僧 P.580)