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いんねん

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

因縁

1.因と縁。結果をもたらす直接原因(因)と間接原因または条件(縁)をいう。
2.縁起、因縁生に同じ。因縁によって事柄が生起すること。すべての存在は因と縁によって生じて仮に存在し、また因縁によって滅するという道理。
3.迷いの世界につなぎとめる原因。 (法事讃 P.523)
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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いんねん 因縁

梵語 ヘートゥ・プラティヤヤ (hetu-pratyaya) の意訳。因、縁ともいう。原因、原因一般のこと。もとは因 (hetu) も縁 (pratyaya) も原因の意であったが、のちに果を生ずる原因を、直接的原因(因)と間接的原因(縁)とを分けて考えられるようになった。(浄土真宗辞典)

因も縁もよりてと読む。日本語では、~によりてと読む方が判りやすい。世間では誤解されやすい用語なので注意すること。林遊 2005年8月25日 (木) 08:51 (JST) WDM:いんねん