名
出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』
名
なりたち出典『角川新字源 改訂新版』(KADOKAWA)
- 会意。口と、夕(ゆうぐれ)とから成り、夕方の暗やみで、人に自分の名をなのることにより、「な」の意を表す。 →漢字ペディア
夕方の薄暗いときを、和語では、たそがれ(黄昏)といふ。たそがれは古くは、たそかれであり、
薄暗くなった夕方は人の顔が見分けにくく、「誰だあれは」という意味で「誰そ彼(たそかれ)」と云へば、問われた方は名で答えるのであった。これによって誰だか判らない不安が解消されるのであった。
なお、明け方の暗いときをさす和語(古語)は「かわたれ」といふ。語源は「