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三衣一鉢

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

さんねいっぱつ 三衣一鉢

 「さんえいっぱつ」 とも読む。「三衣」とは、僧侶が用いる3種の袈裟(けさ)のことで、内衣または中衣 (安陀会(あんだえ))、上衣 (鬱多羅僧(うったらそう))、大衣または重衣 (僧伽梨(そうぎゃり)) の3種。「鉢」とは乞食(こつじき)用の鉢のこと。インドでは三衣と鉢のみが比丘の私物として許され、これらの衣と鉢を合わせて三衣一鉢という。 また、弟子が師の教えを継承することを 「衣鉢(えはつ)を継ぐ」 などという。(浄土真宗辞典)

JDS:三衣一鉢